立憲の法案の柱は、年収130万~200万円で対象となる356万人に最大30万円を支給する「就労促進支援給付制度」の創設。「130万円の壁」で生じる減収分を補塡(ほてん)し、パートやアルバイトなどの働き控えの解消を目指す。
本書を手に取られた読者はお気づきのように、本書の帯には「東京大学文学部史上初の講義を書籍化!」と書かれている。本書は、著者の平芳裕子が、二〇二三年夏学期に東京大学文学部・大学院人文社会系研究科で行った集中講義の書籍化であり、評者は東京大学美学芸術学研 ...