こちらはアメリカ航空宇宙局(NASA)の木星探査機「Juno(ジュノー)」に搭載されている「赤外線オーロラマッピング装置(JIRAM)」を使って赤外線の波長で観測された、木星の衛星Io(イオ)の様子。白い線は緯度と経度を示すために付け足されたもので、 ...
大西宇宙飛行士は今回が2回目の宇宙飛行で、前回は第48次/第49次長期滞在クルーの一員として2016年7月~10月にかけてISSに約113日間滞在しました。滞在中はISSの日本実験棟「きぼう」の新しい実験環境の構築や、日本人宇宙飛行士初となるCygn ...
主星であるWASP-12のすぐ近くを公転するWASP-12bは、木星の約1.4倍の質量を持つ巨大ガス惑星で、「ホットジュピター」に分類されます。ラグビーボールのような形状は、主星の強力な重力によって引き伸ばされたものです。また、主星の灼熱の環境によっ ...
2024年9月から11月まで、月が2個になっていたのはご存知だったでしょうか?といっても肉眼で見えるような話ではないですが、直径約10mの小惑星「2024 PT5」が、この時期に地球の周回軌道に入り “第2の月” になっていました。 “第2の月” ...
こちらは「うお座(魚座)」の方向約5億6700万光年先の銀河「LEDA 1313424」です。その明るい中心部分を取り囲むのは、幾つも重なったリング状の構造。このリング、全部でいくつ確認されているかわかりますか?
Gatewayはアメリカ主導の有人月探査計画「Artemis(アルテミス)」で中継拠点として建設される予定の宇宙ステーションで、アメリカ航空宇宙局(NASA)の他に欧州宇宙機関(ESA)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、カナダ宇宙庁(CSA)、それ ...
現在の冥王星は、大気圧が非常に低く、表面温度も摂氏マイナス220度前後と推定されるため、液体窒素が存在することは難しい状態です。しかし、過去の冥王星は現在よりもはるかに暖かく、大気圧も高かったと考えられており、その表面には液体窒素が流れたり溜まったり ...
2月15日に最大光度を迎えた金星は、その後さらに地球に近づき、3月21日に太陽、金星、地球が一直線に並びます。この状態を「内合」といいます。内合のころ、金星は地球に最も近づきますが、光の当たっている面が地球からはほぼ見えず、また地球から見ると太陽と同 ...
直近で立春の瞬間を迎えたのは、2023年は2月4日の11時43分、2024年は2月4日の17時27分だったため、節分はどちらも2月3日でした。一方で2025年の立春の瞬間は2月3日の23時10分に迎えるため、節分もその前日の2月2日となるわけです。
こちらは「とも座(艫座・船尾座)」の方向約880光年先の恒星「WASP-121」と太陽系外惑星「WASP-121b」の想像図です。WASP-121bは直径が木星の約1.8倍ある巨大ガス惑星だと考えられていて、直径が太陽の約1.4倍あるWASP-121 ...
タランチュラ星雲には星の材料となるガスとともに、固体の微粒子である塵(ダスト)も多く集まっています。塵には可視光線、特に波長が短い青色光を吸収・散乱しやすい性質があるため、塵の多い環境にある星は実際よりも赤っぽい色で観測されます。そんな塵を含む星雲の観測を通じた塵の粒子の研究は、新しい恒星や惑星が形成される上で塵が果たす役割を理解する上で役立つということです。
毎年2月最初の官報に掲載される暦要項は日本における公式な暦と言えるもので、翌年の国民の祝日や日曜日の一覧、二十四節気および雑節、朔弦望(月齢)、東京における日の出と日の入の時刻、日食や月食が見られる日時が記載されています。